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Outlookデータファイル修復方法(PST・OST破損対処)

  2026年 3月 21日

Outlookデータファイル修復方法(PST・OST破損対処)

Outlookのデータファイルが壊れた/PSTが開けない/OSTエラーが出る…。
この記事では原因を整理し、データを消さずに直す手順を上から順に解説します。

よくある症状

  • Outlook起動時にデータファイルエラーが出る
  • PSTファイルを開けない
  • メールフォルダが表示されない
  • 送受信時にエラーやフリーズが起きる
  • 過去メールや連絡先が見えなくなった

重要:PSTやOSTを削除するとメールや設定が失われる可能性があります。修復前に必ずファイルのコピーを保存してください。

原因

Outlookデータファイルの破損

PSTやOSTはメール、予定表、連絡先などを保存する重要なファイルです。
強制終了や異常停止が続くと破損することがあります。

保存先ディスクの不具合

SSDやHDDのエラー、空き容量不足があると正常に読み書きできません。
ファイル自体ではなく保存先が原因のケースもあります。

容量が大きすぎる

長年使っているOutlookではPSTファイルが大きくなりやすいです。
容量過多になると動作不良や修復失敗につながる場合があります。

アドインや他ソフトの影響

バックアップソフトやセキュリティソフトがファイルを占有していると、
Outlookが正常にアクセスできないことがあります。

OST同期異常

ExchangeやMicrosoft 365のOSTはサーバーと同期する仕組みです。
同期異常が起きると表示不良やエラーの原因になることがあります。

解決手順

① Outlookを終了してバックアップを取る

修復前に元ファイルを保全することが最優先です。
失敗時に戻せるよう、最初にコピーを作成してください。

  1. Outlookを完全に終了する
  2. タスクマネージャーでOutlookが残っていないか確認する
  3. PSTまたはOSTファイルを別フォルダにコピーする

ファイル場所が不明な場合は、通常「ドキュメント\Outlook ファイル」やユーザープロファイル内にあることが多いです。

② データファイルの場所を確認する

修復対象のファイルを正しく特定しないと作業できません。
複数アカウントを使っている場合は特に注意が必要です。

  1. Outlookを開ける場合は「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」
  2. 「データ ファイル」タブを開く
  3. 対象ファイル名と保存先を確認する

Outlookが開かない場合は、エクスプローラーで「.pst」または「.ost」を検索して確認します。

③ scanpst.exeでPSTファイルを修復する

PST破損時はMicrosoft付属の受信トレイ修復ツールが有効です。
まずはこの方法を上から順に試すのが基本です。

  1. Windowsの検索で「scanpst.exe」を探して起動する
  2. 「参照」を押して対象のPSTファイルを選ぶ
  3. 「開始」を押してエラーチェックを行う
  4. 「修復前にバックアップを作成する」にチェックを入れる
  5. 「修復」を実行する

修復は1回で終わらない場合があります。エラーが残る場合は数回繰り返すと改善するケースがあります。

④ Outlookをセーフモードで起動して確認する

データファイル以外にアドインが原因で開けない場合もあります。
修復後の確認としてセーフモード起動を試すと切り分けしやすいです。

  1. Windowsキー+Rを押す
  2. 「outlook /safe」と入力する
  3. Enterキーを押して起動を確認する

セーフモードでは開く場合、アドイン停止や設定見直しが必要な可能性があります。

⑤ OSTファイルは再同期を検討する

OSTはサーバー上に原本があることが多く、PSTとは対処が異なります。
ただし環境によってはローカル保存データがあるため慎重に進めてください。

  1. ExchangeやMicrosoft 365のアカウントか確認する
  2. Outlookを終了する
  3. OSTファイル名を変更して退避する
  4. Outlookを再起動して再同期を待つ

注意:POP環境や特殊設定では同じ考え方が使えないことがあります。不安な場合は削除せず相談してください。

⑥ 容量整理と保存先の状態を確認する

修復後も再発する場合は、ファイル肥大化やディスク不良が残っている可能性があります。
原因を残したままだと再び壊れることがあります。

  1. 不要なメールや大きい添付ファイルを削除する
  2. 「削除済みアイテム」を空にする
  3. Windowsの空き容量を確認する
  4. 必要に応じて受信トレイ整理やアーカイブを行う

保存先が不安定な外付けドライブやネットワークフォルダの場合は、運用の見直しも重要です。

修復コマンド

Outlookの起動確認や切り分けに使える上級者向けの方法です。不安な場合はサポートを利用してください。

outlook /safe

それでも直らない場合

次のような場合は、データファイル単体ではなく環境全体の問題である可能性があります。

  • scanpst.exeを何回実行してもエラーが消えない
  • Outlook起動直後に毎回同じエラーが出る
  • 別のWindowsユーザーでも同じ症状が出る
  • ディスクエラーやPC全体の不安定さがある

この段階では、ハードディスク障害、Office側不具合、Microsoft 365同期障害なども考えられます。初期化や再インストールの前に、メールデータ保全を優先して相談するのが安全です。

よくある質問

PSTファイルは自分で修復できますか?

軽度の破損であればscanpst.exeで改善するケースがあります。
ただし重度破損や容量過多では専門対応が必要になることがあります。

OSTファイルもscanpst.exeで直せますか?

一部の確認はできますが、OSTは再同期で改善するケースが多いです。
ただし削除前に環境確認が必要です。

修復するとメールが消えることはありますか?

破損状況によっては一部データに影響が出る可能性があります。
そのため修復前のバックアップが重要です。

scanpst.exeが見つからない時はどうする?

Officeのインストール場所によって保存先が異なることがあります。
見つからない場合はOffice修復やサポート利用も検討してください。

データを消さずに修復したい方へ(訪問サポート)

Outlookデータファイルの修復は、PSTかOSTか、保存先は安全か、再同期してよい環境かを見極めながら進めることが重要です。

  • PST・OSTエラーの診断と修復
  • データを残したままの復旧作業
  • Outlook起動不能時の切り分け
  • 再発防止のための容量整理・設定調整

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