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第1回 Ledger Nanoとは?その基本と特徴

  2024年 12月 09日

第1回Ledger Nanoとは?その基本と特徴

仮想通貨市場が世界的な盛り上がりを見せる中、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを保有する投資家にとって、いかに資産を安全に保管するかは大きな課題です。多くの人は取引所に資産を置いたままですが、取引所のハッキング被害やサービス停止リスクは決して低くありません。

そこで注目されているのが「ハードウェアウォレット」と呼ばれる物理デバイスで、代表的な製品の一つが「Ledger Nano(レジャーナノ)」です。Ledger Nanoは、秘密鍵をデバイス内部の安全なチップで管理し、ネットワークから隔離することでハッキングリスクを極限まで下げます。

Ledger Nano デバイスの一例(イメージ)

LedgerNanoデバイスのトラブルのことなら訪問出張が可能な三蔵堂ITエンジニアリングにご相談ください

Ledger Nanoには、Ledger Nano SLedger Nano Xといったモデルが存在し、数百を超える仮想通貨・トークンに対応する柔軟性を誇っています。Ledger Nano Sは価格面で手頃なエントリーモデルとして人気があり、USB経由でPCに接続して利用します。一方、Ledger Nano XはBluetooth対応でスマートフォンからも直接操作でき、よりモバイルフレンドリーな運用が可能です。

これらのデバイスでは、初期設定時に24語のリカバリーフレーズが生成され、これが「究極の資産保護手段」として機能します。このフレーズを安全に保管すれば、万が一デバイス紛失や故障時にも資産を復元できます。また、Ledger公式ソフトウェア「Ledger Live」を通じて、残高確認や送受金、アプリインストールなどが可能であり、初心者でもガイドに従えば数十分程度で基本操作を習得できるでしょう。

本連載では、Ledger Nanoを用いた安全な資産保管の基本から、トラブルシューティング、さらにNFTやDeFi活用まで幅広いトピックを扱います。初回となる今回は、Ledger Nanoがなぜ多くの仮想通貨投資家に選ばれているのか、その背景と特徴について概要を説明しました。今後の記事でより具体的な手順やノウハウを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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