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第6回対応通貨とアプリインストールの方法

  2024年 12月 10日

第6対応通貨とアプリインストールの方法

前回は、リカバリーフレーズの重要性や保管方法について取り上げました。今回は、Ledger Nanoでさまざまな仮想通貨を管理するための「アプリ」について解説します。Ledger Nanoは、ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨はもちろん、数百に及ぶアルトコインやトークンに対応しており、幅広いポートフォリオを一元管理できる点が魅力です。

対応通貨は、Ledger Live上で確認可能です。各通貨は「アプリ」としてインストールすることで、Ledger Nano上での管理が可能になります。たとえば、ビットコイン用アプリ、イーサリアム用アプリをインストールすると、それぞれの通貨に特化したアカウントがLedger Liveに追加され、残高確認や送受金が容易になります。

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アプリを追加することで扱える通貨の幅が広がる

アプリのインストールは、Ledger Nanoを接続した状態でLedger Liveを起動し、「Manager」タブから行います。表示されるアプリ一覧から目的の通貨アプリを選び、「Install」ボタンをクリックすると、デバイス側にインストールが始まります。インストール後は該当通貨のアカウントを作成し、アドレス確認やトランザクション確認が可能となります。

ただし、Ledger Nano Sは内部メモリ容量が限られているため、一度に多くのアプリをインストールできない場合があります。その際は、不要なアプリを削除し、必要なときに再インストールするなど、柔軟な運用を心がけましょう。削除しても通貨自体の残高はブロックチェーン上に存在するため、アプリを再度インストールすれば再び管理可能です。

これにより、Ledger Nanoは変化の激しい仮想通貨市場で多様な資産を扱う際にも柔軟に対応できます。次回は、実際の送受金手順や、トランザクション署名の安全性について詳しく見ていきましょう。

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