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第10回フィッシング詐欺や偽Ledgerサイトに注意

  2024年 12月 10日

第10回フィッシング詐欺や偽Ledgerサイトに注意

これまで、Ledger Nanoによる堅牢なセキュリティの仕組みや、バックアップ・復元方法などを学んできました。しかし、どれだけハードウェアウォレット側の防御が万全でも、ユーザー自身が誤ってフィッシング詐欺や偽サイトに情報を渡してしまうと、資産を失う可能性があります。今回は、こうした外部からの詐欺行為を回避するための注意点を紹介します。

まず覚えておきたいのは、Ledger公式がユーザーにリカバリーフレーズを要求することは絶対にないという点です。もしメールやSNS、偽サイトで「24語のフレーズを入力せよ」と求められたら、それは100%詐欺です。また、「アップデートのため」と称して非公式ソフトウェアのダウンロードを促すページや、不審なURLのクリックを誘導するメッセージにも要注意です。

LedgerNanoデバイスのトラブルのことなら訪問出張が可能な三蔵堂ITエンジニアリングにご相談ください

公式情報源の活用でフィッシングを回避

安全な方法は、公式サイトへのアクセスを必ずブックマークや正規URLから行い、検索結果やSNSリンク経由でアクセスしないことです。Ledger Liveやファームウェアの更新は、Ledger公式サイトから直接リンクされているソースを利用してください。また、不審なメールやメッセージを受け取った場合は、Ledger公式サポートページやコミュニティフォーラムで確認し、絶対にフレーズを入力しないようにしましょう。

このような詐欺行為は、ユーザーの不注意や焦りを狙って資産を盗もうとします。常に冷静に公式情報源を確認し、フレーズを守り抜くことで、フィッシングによる被害を未然に防ぎましょう。次回は、ファームウェアアップデートや定期的なメンテナンス方法について解説していきます。

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