この記事の目的:WindowsへサインインできるPINや表示名と、SMB共有で使う認証情報を混同せず、共有元PCが実際に認証できるユーザー名・パスワードを確認します。
Windows Hello PINとアカウントパスワードは別です
PCへのサインインにPINを使っていても、ネットワーク共有の認証で同じPINが使えるとは限りません。共有元PCのローカルアカウントやMicrosoftアカウントの資格情報として何を使う構成なのかを確認します。
共有元のユーザー名を正確に確認する
画面に表示される氏名と、実際のローカルユーザー名が異なる場合があります。ワークグループ環境では、共有元PCに存在するアカウントとパスワードを確認し、必要に応じて PC名\ユーザー名 のように接続先を明示します。
保存済みWindows資格情報を確認する
以前のパスワードや別ユーザーの資格情報が保存されていると、正しいパスワードを入力する画面が出ずに失敗することがあります。資格情報マネージャーで共有先に関係する保存情報を確認します。
既存のSMBセッションに注意する
同じ共有元へ別のユーザーとして既に接続している場合、別資格情報で同時接続しようとして問題になることがあります。接続済みネットワークドライブや既存セッションを確認し、必要なら業務影響を確認した上で切断して再認証します。
パスワード変更後に一部PCだけ失敗するケース
共有元のパスワードを変更すると、古い資格情報を保持しているPCだけ接続できなくなることがあります。複数PCのうち一部だけ失敗する場合、共有元の設定変更よりクライアント側の保存情報を優先して確認します。
安易な「Everyoneフルコントロール」で回避しない
認証エラーを解決するために共有権限を過度に緩めると、意図しない利用者までアクセスできる可能性があります。認証問題とアクセス権限問題を分けて解決します。
専門対応での確認
共有元アカウント、資格情報マネージャー、既存SMBセッション、共有権限、NTFS権限を順に確認します。資格情報の削除だけで終わらず、なぜ古い情報が使われていたかまで確認すると再発防止につながります。