ポイント:Webページは、画面表示・音声・全画面機能などを使って「PC全体の警告」のように見せることができます。偽警告が表示されたことと、Windowsへマルウェアが導入されたことは同じ意味ではありません。
Webページだけでも本物らしい警告画面を作れる
ブラウザーは文字、画像、ボタン、音声、動画等を表示できます。悪質なページはこれらを使い、WindowsやMicrosoftの警告に似た画面を作ります。実在企業のロゴやセキュリティ用語を使えば、一般利用者には本物に見えることがあります。
全画面表示で「ブラウザーであること」を分かりにくくする
全画面表示になると、アドレスバーやタブ等が見えにくくなり、WebページではなくPCそのものがロックされたように感じることがあります。ESCキーで全画面を解除できる場合があるのは、このためです。
音声や警告音は焦らせるための演出として使われる
「重大な感染が見つかりました」などの音声を繰り返すことで、冷静にURLや表示場所を確認する余裕を失わせます。警告音が大きいこと自体は、感染の深刻度を示す技術的な根拠にはなりません。
サイト通知を悪用すると、ブラウザーを閉じた後も警告のように見える
利用者がWebサイトの通知を許可すると、そのサイトからブラウザー通知が表示される場合があります。悪質なサイトが通知機能を使うと、Windowsの通知に似た警告を繰り返し表示できることがあります。その場合はブラウザーの通知許可設定を確認します。
表示だけの段階と、ソフトを入れた後では扱いが違う
偽警告ページを表示しただけの状態と、相手の指示で遠隔操作ソフトや不明なプログラムをインストールした状態は分けて考えます。後者ではPC側に実際の変更が行われている可能性があるため、ログや導入ソフト等の確認が必要です。